空気ネコ
ごまちゃんはとっくに天国に着いたのだろうけど、
なにせ、突然消えてしまったものだから実感がわかず。
家出してからは今も
日本中を旅しているんじゃないか?
などと思ってしまう。

海辺をながめ、
木陰で昼寝し、
温泉地を歩き、
たまに旅館で働いたり、
こっそり電車に乗ったり、
公衆電話で営業してぐうさんの仕事をとりつけたり。

・・・ってネコがそんなことするかいっ!!

でも空気のようになった今は自由の身なのだから、
きっと何でも好きなことができるだろう。

いやほんと、ごまが家出した途端、
ピアノの修理だの、買い換えだのと、普段まとめては来ない依頼が次々来たので、


「ごまが営業したな・・・」


とグウさんと噂している。

そうかと思えば、
家の中でも気配を感じる。
おかずが魚だと、となりに座っている気がする。
そんな時は頭をなでて、血合いのところをわけてやる。

そしてたまに、
私にも乗り移る。
その時は逆らわずにネコになる。
ニャーといったり、すりすりしたり。
グウさんに怖がられる。
仕方ないじゃん。


空気でいいから、いつでも膝に戻っておいで。


ごまは元気なときに、
そーくんを怖がり避けていた。
だからそーくんもごまにはほぼ関心がなかった。
家族なのに残念だなと思っていたのだが。

ある日そーくんが言った。


「おかあさんはごまちゃんが、大好きなんだよね。」


「うんそうだよ。」


「大丈夫だよ。ごまちゃんはちゃんとお腹に入っているから。よんがつになったら五人だね。」


4月になったら赤ちゃんとごまが出てきて、五人家族になるね・・・。
と、いってくれたのだ。

じ~~~ん( ;∀;)

いま、そーくんが最も、ごまの名をくちにする。
家族だもんね。
家族ってそういうものだね。






↑まだ妊娠前に描いてくれた家族の絵。3人とごま。




[2013/01/25 16:47 ] | ネコ | コメント(2) | トラックバック(0)
ツキを呼ぶ猫
・・・なーんて、
しんみりした文になっちゃいましたが、
元気です!

今思えば、ごみゃさんはいなくなる日、
来客があったのに、全く隠れず、
やたら目の前に出てくっついてきて、
なんだか様子が変でした。
しばらく出なかったベランダにも出て、物思いにふけっていたし。
しばらく声も出さなかったのにニャーニャー言っていたし。

さらにその何日か前。
夜中にパソコンを見ていたグウさんのひざに乗ってきて、
頭をなでると、とたんにガクンと熟睡したそうです。
瞬時に熟睡なんて、そんなこと今まで一度もなかったのに。

だいぶ吹っ切れましたが、
まだスーパーによるとつい、猫エサを買おうとしてしまいます。

あと、
なんだか、
ごみゃさんがいなくなったあと、
グウさんが仕事などで、やたらついているらしいです。
あの猫さんがどこかで営業してくれているんじゃないか、
とか、運を呼んでいるのではないか、とか、
思ってしまいます。

なんといっても、
グウさんが飼ったとたんに、
彼は私と出会い、結婚し、今に至っているのだから。

ほんと、ありがとうね。ごま。


120205_2123~01




[2012/11/17 09:57 ] | ネコ | コメント(0) | トラックバック(0)
いつものような朝
あまりにも悲しくて、

昨日は少し熱もあったし、
泣いていたから頭が痛いし、
どうやって仕事をさぼろうかと、
夜のあいだずっとずっと考えていたけれど、
朝が来ると飛び起きてシャワーを浴びて家を出た。

なんてえらい!
なんてえらいんだ私は!!
自画自賛しながら職場へ向かった、いつものような朝。

うちの猫・ごまが行方不明になって今日で4日目。
あの時、夕食はぶりだった。

病気でほとんど食べれないけれど、
いつものようにグウさんの横に、妻のような顔で座っていて、
一生懸命ひとくち食べてくれた。

その少しあと。
まるで手品のように消えてしまった。

もう高い所に乗ったりできない弱った体のはずなのに、
家じゅう探しても、
外の草むらを探しても、
近所に手紙を出しても、手掛かりは何一つない。

まだ動けるうちに
もう戻ってこない長い長い散歩に出たのかな。
そのまま神様のもとへ行ってしまったのかな。
もしも、もう一度会えたら、


「ありがとう」


と、伝えたいのに。




[2012/11/15 13:35 ] | ネコ | コメント(3) | トラックバック(0)
おばあさん猫
ごみゃさんの近況です。
夏にあごの腫瘍がわかり、その後何度か通院しました。

【扁平上皮癌】という病気で、
白猫が紫外線にあたるとかかりやすいようです。
ごみゃさんは白黒だけど、あごの白い部分がなりました。
早期発見なら手術で完治するけど、
大きくなっていたので、完治は微妙。
手術はしてもしなくても余命1年。
とのことでした。

もともとこの夏は予定が盛り沢山。

獣医からは「早く手術しましょう。」とせっつかれ、かなり焦って、
それまでの間、必死になって、毎日なんとか薬を飲ませようと、
あの手この手の大奮闘でしたが、
頑張れば頑張るほど私たちを威嚇し、
逃げて隠れてなにも食べなくなって、
ガリガリに痩せてしまい、
あーこのままさようならなのか・・・と思っていました。


手術日が迫った時。
グウさんと冷静になって考え、決断しました。


「自然にまかせよう」


手術はやめました。
たぶん、お年寄りだから手術に耐えられるかわからないし、
人間の立場から考える延命よりも、
たとえ命は短くてもいつも通り暮らしたほうがいい。
悪く言えば「ほったらかし」。
だけど、それも選択の一つなのではないかと・・・重い選択だけど。

その後せめて、
痛み止めと抗生物質は飲ませようとしましたが、
それもやめました。

そしたらふたたび普通に食べるようになりました。

今は、口を閉じることができず、
お腹がすくとツツーーーっとよだれが垂れてしまいます。
毛並みもだいぶ良くないです。

でもいつもゴロゴロ言って寄ってきます。
これからもっと見た目が悲惨になってしまうかもしれないけど、
きっと仕方のないことなんです。

あと1年なのかどうかわからないけど、
一緒にゴロゴロと幸せに暮らそうと思います。







[2012/10/27 08:38 ] | ネコ | コメント(4) | トラックバック(0)
あご
ごみゃさんが、病気です。

いま、検査中なので、まだ詳しくはわかりませんが、
あごの骨がおかしくなっていて、
腫瘍か感染症か、どちらかだろうと説明されました。

たぶん、10才以上、いや12才以上、、、??
年齢不詳ですがおばあさんなので、
いろんな覚悟はしているし、なるべく、苦痛を減らしながら、
たとえ先が短いとしても、今まで通りに過ごさせてやりたいです。

動物病院で、


「じゃ、おかあさん、押さえてて。」


と言われた時、「おかあさんて誰だ?」と一瞬きょろきょろしました。

あー、私かっ!!

子猫の時から飼っていればわが子のように思えるのでしょうが、
ごみゃさんは、旦那が飼っていた連れ猫。
私にとっては小姑か、仲人って感じで、どうも「私の娘」ではなく、ピンとこないのです。
実際ごみゃさんがいなかったら、グウさんと出会っていなかったかも。。。

お薬飲むの難しいけどがんばろうね。


ごまにゃと夕暮れ





[2012/08/02 23:17 ] | ネコ | コメント(0) | トラックバック(0)
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